【2026年5月度 販促戦略:Dgs版】 GW明け・母の日・初夏ケアを捉える|ドラッグストア販促カレンダー活用術
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【2026年5月度 販促戦略】 GW明け・母の日・初夏ケアを捉える|ドラッグストア販促カレンダー活用術

2026年5月のドラッグストアは、
「ゴールデンウィーク(GW)明けの生活リズム回復期」と
「初夏に向けた体調・生活ケア需要が立ち上がる時期」
が重なる、年間でも重要な販促タイミングです。

大型連休中の外出・レジャー・生活リズムの乱れは、
連休が終わった後になってから、
疲労感・体調不安・肌コンディションの乱れとして表面化しやすくなります。
5月は、こうした「遅れてくる不調」にどう寄り添えるかが、
ドラッグストアの存在価値を左右する月でもあります。

さらに5月は、
母の日・高血圧の日・世界禁煙デーなど、
健康や家族、生活習慣を見直す“きっかけ”となる記念日が多いことも特徴です。
自分自身だけでなく、家族や将来の健康を意識し始める月とも言えるでしょう。

本記事では、
GW明けの体調回復から初夏トラブルの予防まで、
5月にドラッグストアが押さえるべき5つの販促戦略を整理しました。
自店の販促会議・月間計画の「叩き台」として、ぜひご活用ください。

 

 

サムネ販促カレDgs202604 (1)

目次
  1. 新生活のストレスに寄り添う「メンタル&ヘルスケア提案」
  2. お弁当・家庭用品の需要を捉える「新生活立ち上げ」売場
  3. 季節の健康対策:UVケア本格化 & 花粉症対策の継続
  4. GWの外出に向けた「トラベル・外出準備」売場
  5. 記念日・生活週間を活用したスポット販促
  6. 売り場・媒体・記念日をどう連動させるか
  7. まとめ:4月は「前半=生活立ち上げ」「後半=GW準備」の二軸戦略

5月ドラッグストア販促二軸

■1. GW明けの不調に寄り添う「リカバリー&ヘルスケア提案」

ゴールデンウィーク明けは、
生活者が「疲れを自覚し始めるタイミング」です。

  • 連休中に溜まった疲労

  • 運動・レジャー後の筋肉痛

  • 食生活の乱れによる胃腸トラブル

といった不調が、5月前半に集中して現れます。

■ 外用鎮痛消炎剤・疲労ケアの強化

  • 湿布・塗り薬を「GW後のお手当」としてテーマ化

  • 「我慢せず、早めにケア」をコピーで明確化

  • レジャー・スポーツ後の使用シーンをPOPで訴求

■ 胃腸・整腸ケアの再提案

  • 食べ過ぎ・生活リズム乱れによる不調が増加

  • 整腸薬・便秘薬を症状別に整理

  • 「連休明けの体内リセット」という前向きな表現が効果的

■2. 母の日需要を捉える「気づかい×美容・健康」売場

5月10日の母の日は、
ドラッグストアにとって “健康を贈る理由”をつくりやすい記念日です。

■ フェイスシート・スキンケアのギフト提案

  • 初夏に向けた肌コンディション調整ニーズ

  • 皮脂・ほてり・水分補給など機能別に整理

  • 「実用的で気が利く母の日ギフト」として訴求

■ 授乳期・プレママ向け医薬品の相談提案

  • 「母の日」をきっかけに健康を見直す文脈

  • 薬剤師相談POPで安心感を付加

  • “相談できるドラッグストア”の価値訴求につながる

 

■3. 季節の健康対策:初夏ケアの立ち上げ

5月は、汗・におい・虫・紫外線といった
初夏特有の悩みが静かに始まる時期です。

■ 防虫・デオドラントの早期展開

  • 吊下げタイプ防虫剤を「設置のタイミング」として提案

  • デオドラント・制汗剤を“今から始める習慣”として訴求

  • 玄関・ベランダ・外出前など生活シーンを明示

■ フェイス・ボディケアの初夏対応

  • フェイスシート、からだふきタオルの強化

  • 「汗ばむ前のケア」という予防視点が刺さる

  • 温めて使えるタイプなど付加価値説明も重要

  

■4. GW後半〜月末に向けた「生活立て直し」売場

連休が終わり、
生活を通常モードに戻す動きが月後半に強まります。

■ 栄養補給・疲労回復商材

  • スパウトタイプ栄養ドリンクの品揃え拡充

  • 複数購入を促すセット提案

  • 「5月病予防」「疲れを溜めない」文脈が有効

■ あせも・湿疹対策ケア

  • ベビー・キッズ向けの保湿・あせも対策

  • 継続使用の重要性をPOPで説明

  • 家族単位の購買につながりやすいカテゴリ

■5. 記念日・生活週間を活用したスポット販促

5月は健康系記念日が多く、
来店理由づくりに非常に向いている月です。

● 5月5日「こどもの日」
→ 中高生向けサプリ(鉄分・カルシウムなど)の目的別提案

● 5月10日「母の日」
→ 美容・健康・相談型売場の強化

● 5月17日「高血圧の日」
→ 高血圧対応サプリ・トクホ飲料特集
→ 簡単エクササイズ紹介POP

● 5月31日「世界禁煙デー」
→ 禁煙補助剤の集中展開・薬剤師相談

● 5月30日「ごみゼロの日」
→ 本体+詰め替え日用消耗品の記念日特価

 

■6. チラシは“前半:回復ケア/後半:初夏対策”の二段構え

ドラッグストア前後半6-1. チラシは“前半:回復ケア/後半:初夏対策”の二段構え

● 前半(1〜15日)


テーマ:GW明けの体調立て直し

  • 外用鎮痛消炎剤

  • 整腸薬・便秘薬

  • 栄養ドリンク

コピー例:「GWの疲れ、そのままにしていませんか?」

● 後半(16日〜)
テーマ:初夏トラブルの予防

  • 防虫・デオドラント

  • フェイス・ボディケア

  • あせも・湿疹対策


6-2. Web・SNSは“選び方・生活アドバイス”で補完

  • 「高血圧サプリの選び方」

  • 「フェイスシート機能別比較」

  • 「GW疲れを残さないセルフケア」

短く・分かりやすい情報が効果的。


6-3. 店頭は“相談しやすさ・選びやすさ”を最優先に

  • 症状別・用途別整理

  • 薬剤師相談POPの活用

  • 継続使用・まとめ買いを意識した陳列


6-4. クロスMDで「気づき買い」を生む

● GW明けリカバリー対策

  • 外用薬

  • 整腸薬

  • 栄養ドリンク

● 初夏準備セット

  • 防虫

  • デオドラント

  • フェイスシート


6-5. 記念日販促で来店理由をつくる

5月のドラッグストア販促では、
「なぜ今、この売場があるのか」を生活者に自然に伝えることが重要です。
その“理由づけ”として最も機能するのが、記念日を起点とした売場づくりです。

ドラッグストアの商品は、
「必要だとは思うが、今すぐでなくてもいい」と
来店や購入が後回しにされやすいカテゴリも少なくありません。

そこで有効なのが、

記念日=売場を組む理由
生活者に気づきを与える
結果として来店動機をつくる

という考え方です。

5月は健康・家族・生活習慣に直結する記念日が多く、
“売るための理由”ではなく“話しかけるための理由”として記念日を使いやすい月です。

▼ 5月の記念日 × 売場アイデア一覧

日付 記念日 テーマ 売場アイデア
5/5 こどもの日 成長・家族ケア 中高生向けサプリ(鉄分・カルシウム等)を目的別に比較POPで展開
5/10 母の日 気づかい・美容 フェイスシート・スキンケアを「初夏の肌ケアギフト」として提案
5/17 高血圧の日 生活習慣見直し 高血圧対応サプリ・トクホ飲料+簡単エクササイズ紹介POP
5/30 ごみゼロの日 エコ・生活改善 本体+詰め替えの日用消耗品をセット化し記念日特価で訴求
5/31 世界禁煙デー 行動変容 禁煙補助剤の集中展開+薬剤師相談POPで後押し

これらの記念日は、
単なる装飾やPOP追加で終わらせるのではなく、
「なぜ今、この商品を選ぶ意味があるのか」を伝える売場づくりに昇華させることが重要です。

4月同様、5月も「記念日を起点に売場を組む」→「来店理由をつくる」
という公式は有効ですが、5月は特に「自分だけでなく、家族や将来を考える文脈」との親和性が高い点が特徴です。

記念日販促は、短期的な売上創出だけでなく、
「生活の節目で思い出されるドラッグストア」になるための仕掛けとして活用することが、
中長期の来店頻度・信頼形成につながります。

まとめ:5月は「前半=回復」「後半=初夏予防」の二軸戦略

2026年5月のドラッグストア販促は、
4月で立ち上がった新生活が、一度揺らぎ、立て直される月であることを前提に設計する必要があります。

ゴールデンウィーク明けには、疲労や体調不安といった“遅れてくる不調”が表面化し、
月後半にかけては、汗・におい・虫・肌トラブルなど
初夏特有の悩みが静かに始まります

そのため5月は、

前半:GW明けの体調回復フェーズ

  • 筋肉痛・疲労ケア

  • 胃腸・整腸

  • 栄養補給・リカバリー提案

後半:初夏トラブルの予防フェーズ

  • 防虫・デオドラント

  • フェイス・ボディケア

  • あせも・湿疹対策

という二軸を意識し、
売場・チラシ・Web・記念日を段階的に切り替えていくことが重要です。

特に5月は、「困ってから来店する」のではなく、
“気づいたから立ち寄る”来店行動を生み出せる月でもあります。

記念日や季節の変わり目をうまく活用し、
生活者の不安や違和感を言語化できた店舗ほど、

  • 来店頻度

  • 滞在時間

  • 買上点数

のすべてを底上げしやすくなります。

5月の販促は、
売上づくりと同時に、“かかりつけドラッグストア”としての信頼を積み上げる期間
この視点で売場を設計することが、6月以降の成果にも確実につながります。

 自店の商圏特性や客層に合わせた「月間販促カレンダー設計」や、
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